有賀さつきさんはがん治療?の脱毛でカツラを使っていた
有賀さつきさんが亡くなられたとのニュースが流れたのは2月5日の朝でした。
52歳という若さでの早すぎる終焉でした。
有賀さつきさんの早すぎる死因についてはネット上でいろいろと取り沙汰さされています。
しかし、有賀さつきさんは自身の病気については一切公表していませんから詮索は無用でしょう。
有賀さつきさんは、
カツラを使用していくことを明らかにしています。
がん治療では、30%の患者で外見に何らかの変化が生じ、
その中の60%で髪の毛の脱毛や眉毛の脱毛が生じたという調査結果があります。
がん治療では髪の毛の脱毛が生じやすいのですが、
がん保険でカツラの購入費用をカバーできる保険も登場しています。
有賀さつきさんはがん治療?の脱毛でカツラを使っていた
有賀さつきさんとフジテレビアナウンサーの同期で、現在はフリーアナウンサーや女優として活躍していうる山村美智さんは、
自身のブログに、
私が最後に会ったのは、去年の7月1日
フジテレビのネプリーグの収録控え室からスタジオに向かう途中
いつもふっくらしていたのに痩せていて
「わ~、痩せたね~!」と声をかけました
「そうなんです! ダイエット成功したんです!」
「そうなんだ、良かったね~」
痩せすぎなようにも、少し思ったけれど
いつもダイエットに失敗した話を聞いていたので良かったね、と答えると
彼女は、嬉しそうに笑ってくれました
詳しく読む ⇒ 山村美智 Official Blog
そして、カツラのことについては、
有賀は、私の左隣の立ち位置
照明に照らされて、髪の毛がキラキラ光りました
「あれ?」と私が、髪を見ると、すかさず彼女が
「これ、カツラなんですよ!」
と、頭を指差しました「へ~、綺麗に光ってるね」
「でしょ? 美智さん、カツラ、オススメですよヘアメイクさんにしてもらう時間、節約できるし」「そだね、初めてのヘアメイクさんって不安だものね」
と、書いています。
Sponsored Link
がん治療で髪の毛が脱毛したら保険でカバーできる
俳優の古村比呂さんは、2月4日に開かれたイベントで、
- 自身のがんが再々発した
- 副作用のために髪の毛が抜けウィッグを着けている
ことを明らかにしました。
古村比呂さんは、2011年に子宮頸がんが見つかり、2012年に子宮を全摘出したのですが、
2017年11月に肺とリンパ節への転移が分かり、
がん治療の副作用で髪の毛が抜けカツラを着けているというのです。
詳しく読む ⇒ 古村比呂さんのがん脱毛のカツラも保険でカバーできる
有賀さつきがカツラを使っていたということについて、
山村美智さんのブログでは、
カツラは、いいアイディアだと私は思いました
「でも、高いでしょ? カツラって」
「いえいえ、これ、デパートで買ったんですけど〇万円だったんですよ」
と答えたそうです。
がんは医学の進歩により治る病気になりつつあるのですが、
がん治療では副作用として髪の毛などの全身の脱毛が伴うことが稀ではありません。
髪の毛を作り出す毛乳頭細胞はがん細胞と同じく非常に細胞分裂が激しい細胞であることから抗がん剤の影響を受けやすいのです。
がん治療により脱毛してしまっても髪の毛は必ず生えるのですが、
脱毛した頭部を晒したくないで種からカツラを使う女性が多いのです。
詳しく見る ⇒ 乳がんのがん治療よる脱毛は必ず回復する
がん脱毛はがん治療の副作用ですが、
そのためのカツラは医療控除の対象にはならないのです。
保険会社のアフラックは、今年の4月からがん保険において、
がん治療で髪の毛が抜けた場合に保険金を支払う「外見ケア特約」
を導入することを明らかにしています。
アフラックの調べでは、カツラの購入費用は平均11.7万円であったことから「外見ケア特約」10万円の給付額を設定するというのです。
詳しく見る ⇒ がん治療で髪の毛が脱毛したら保険でカバーできる
がん治療では、30%の患者で外見に何らかの変化が生じ、
その中の60%で髪の毛の脱毛や眉毛の脱毛が生じたというのです。
Sponsored Link
がん脱毛は予防できる
がん治療では頭髪などの脱毛が非常に生じやすいのです。
がん治療では、
無秩序に細胞分裂を続けるがん細胞の増殖を制圧するために抗がん剤を使用するのですが、
髪の毛を作り出す毛母細胞は体の中で最も細胞分裂が盛んな細胞であるため、
毛母細胞は抗がん剤の影響を受けやすいのです。
アメリカ、テキサス州のBaylor School of Medicine大学の研究グループは、
頭部を冷却する装置を用いて乳がんの治療における抗がん剤による脱毛を防ぐことに成功したと発表しています。
詳しく読む ⇒ 抗がん剤による脱毛を防ぐ方法
この装置では、
- 頭皮を冷却して頭皮の血管を収縮させる
- 頭皮の血管が収縮して毛母細胞への血流が悪くなる
- 抗がん剤が毛母細胞に届かない
- 毛母細胞が抗がん剤の影響を受けない
という仕組みなのです。
国内でもリーブ21が開発中
育毛クリニックであるリーブ21では、Baylor School of Medicine大学の研究グループの頭部冷却装置を応用し、
日本人にあった抗がん剤による脱毛を抑制する『頭皮冷却装置・』を開発中です。
詳しく見る ⇒ 毛髪クリニックリーブ21プレスリリース
セルガードは、アメリカの研究グループの装置と同様の原理で、
日本人の頭部に適合した装置に改良したものです。
詳しく読む ⇒ リーブ21が抗がん剤による脱毛を抑制
現在は国内で治験中であり、特定の医療機関で有効性や安全のデーターを収集中で、
数年以内に医療機器として厚労省の認可を得られる模様です。
乳がん治療で抗がん剤の治療を受けた多くの女性で髪の毛の脱毛がみられますが、
脱毛を最小限に抑えることが可能になるでしょう。
日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死亡しているといわれ、
日本人の生涯のがん罹患率は、
- 男性では54%
- 女性では40%
だといわれ、
日本人女性の 18 人に 1 人が乳がんになる
と日本乳がん学会が報告しています。
がん治療における髪の毛の脱毛の副作用は高頻度で起こるのですが、
がん治療における髪の毛の脱毛はかならず回復します。
関連記事(一部広告を含む)