大正製薬のリアップX5とリアップX5プラスネオの違い

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

コロナ感染も少しずつ収束の方向に向かっていますが、このまま収まってほしいものです。

さて、コロナによる緊急事態宣言がでると大騒ぎになっていた頃に大正製薬がリアップの新製品を出しました。

その名前は「リアップX5プラスネオ」で、2020年4月16日に発売されました。

 

今までのリアップは「リアップX5」でしたから、

プラスネオ」が追加されたようです。

 

「リアップX5プラスネオ」とはどんな製品なのでしょうか?

「リアップX5」と今までのリアップとどのように違うのでしょうか?

 

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大正製薬はリアップX5プラスネオを新発売

 

大正製薬は2020年4月1日に、

4月16日より「リアップX5プラスネオ」を発売するとプレスリリースしました。

 

 

詳しく見る ⇒ 大正製薬プレスリリース

 

大正製薬のリアップは6,000万本も売り上げた大正製薬の主力製品です。

 

リアップは1999年にミノキシジル1%配合で発売開始されその後、

 

1999年 : リアップを発売 (ミノキシジル1%) 

2008年 : リアップローション(3つの有効成分をプラス)

2009年 : リアップX5 (ミノキシジル5%)

2012年 : リアップジェット(噴射タイプ)

2015年 : リアップX5プラスローション(3つの有効成分をプラス)

 

とバージョンアップされています。

 

そして今年4月に「リアップX5プラスネオ」の発売に至っているのです。

あなたがお使いのリアップはどのタイプでしょうか?

 

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リアップX5とリアップX5プラスネオの違い

大正製薬はリアップX5プラスネオについて、

ミノキシジル5%を含む、国内初7種の有効成分を配合した壮年性脱毛症における発毛剤

と紹介し、

強く、太く、発毛すると謳っています。

 

 

 

リアップX5プラスネオの7つの有効成分とは

7つの有効成分とは、

  1. 5%ミノキシジル
  2. グリチルリチン酸
  3. l-メントール
  4. ピリドキシン塩酸塩
  5. トコフェノール酢酸エステル
  6. ヒノキチオール
  7. ジフェンヒドラミン塩酸塩

とのことで、

 

「リアップX5」と「リアップX5プラスネオ」の違いは、

「リアップX5プラスネオ」には6つの有効成分がプラスされたということです。

 

大正製薬では、

新たに加えたスカルプバランス成分」が頭皮環境を整え発毛をサポートする

と述べていますが、

スカルプバランス成分とはグリチルリチン酸、ヒノキチオール、ジフェンヒドラミン塩酸塩のことですが、

 

新たに加えられた6つの有効成分の作用についてまとめてみました。

 

    成分名   作 用
1  グリチルリチン酸  スカルプバランス成分
2  l-メントール  清涼感
3  ピリドキシン塩酸塩  皮脂分泌抑制
4  トコフェノール酢酸エステル  血行促進
5  ヒノキチオール  スカルプバランス成分
6  ジフェンヒドラミン塩酸塩  スカルプバランス成分

 

この内の、

 

は、11年前の2008年に発売されたリアップX5ローションにも加えられていますから、

リアップX5プラスネオで新たに加えられたのは、

  1. グリチルリチン酸
  2. ヒノキチオール
  3. ジフェンヒドラミン塩酸塩

の3成分で、この成分には「頭皮環境を整え発毛をサポート」するスカルプバランス成分だということです。

 

しかし、この3種類の成分は大正製薬が新たに開発した成分ではなく、

市販の育毛剤にも加えられている既知の成分です。

 

 

ちなみにヨドバシでの販売価格を比較すると、

  • リアップX5      : 6,570円
  • リアップX5ローション : 7,550円(有効成分3種)
  • リアップX5プラスネオ : 7,750円(有効成分6種)

ということになり、

リアップX5よりも1,200円ほど高くなるようです。

 

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まとめ

 

大正製薬はリアップX5プラスネオを新発売しました。

リアップX5に比べて6種類の有効成分をプラスしたということですが、

6種類の中の3種類は2015年に発売されてリアップX5プラスローションに加えられています。

 

リアップX5プラスネオでは

新たに、「頭皮環境を整え発毛をサポート」するという市販の育毛剤などにも含まれている3種類の成分が加えられたようです。

 

大正製薬のリアップは1999年に発売されて以来6,000万本も売り上げたという大正製薬の主力製品で、

また大正製薬の独壇場でしたが、

2018年8月にアンファーがリアップのジェネリック第一号となるメディカルミノキ5を発売して以来、

堰を切ったように、

など、リアップのジェネリックが次々と発売され、競合が苦しくなっているようなのです。

 

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