サンブリーチは紫外線による髪の毛のブリーチです

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

先日、毛髪診断士のセミナーに行ってきました。

その中で興味深かったのは「サンブリーチ」です。

サンブリーチってあまり聞かない言葉ですが、

紫外線による髪の毛のダメージ

のことです。

 

暑い夏も終わった今頃に、

「髪の毛が白っぽくなった、、、」

と感じたことはないですか?

 

これは紫外線によって髪の毛のメラニン色素が壊されたことによるのです。

しかし実は、

髪の毛の色だけでなく内部まで大きな影響を受けているのです。

 

毛髪診断士のセミナーには美容師さん達も多く参加していましたので、

ヘアブリーチにの怖さについていろいろ聞いてきました。

 

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サンブリーチは紫外線による髪の毛のダメージ

 

夏も終わりの頃に、

  • 髪の毛が白っぽくなった、、、
  • 髪の毛がパサついてる、、
  • 髪の毛が切れやすい、、

と感じたことはないですか?

 

それがサンブリーチといわれる、

紫外線による髪の毛のダメージ

なのです。

 

髪の毛に対する紫外線の悪影響についてはたくさんお話ししてきました。

 

 

読んでくださった方はもうお分かりだと思いますが、紫外線は髪の毛に良くないのです。

 

顔や腕は紫外線対策をしますが、髪の毛の紫外線対策をしている人は少ないのですが、

実は、

髪の毛が最も紫外線を浴びているのです。

髪の毛は顔の2倍の紫外線を浴びているといわれています。

 

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髪の毛の日焼けがサンブリーチ

紫外線には3種類あるのですが、私たちに影響を与える紫外線は、

  1. A波:深くまで浸透する
  2. B波:表面にしか浸透する

の2つです。

 

A波(α波)は皮膚の深くまで浸透し、シワやタルミの原因になります。

B波(β波)は皮膚の表面にまでしか到達しません。

 

髪の毛に影響を与える紫外線は主にB波です。

 

紫外線対策によるブリーチがサンブリーチです

 

B波は皮膚のメラニン色素を産生させ、皮膚を黒くします。

しかし、

髪の毛は死んだ細胞ですから紫外線が当たってもメラニン色素が増えることはなく、

紫外線は髪の毛のメラニン色素を破壊してしまうのです。

ですから髪の毛が白っぽくなってしまうのです。

 

紫外線は髪の毛の内部まで影響をおよぼす

紫外線は髪の表面だけでなく、髪の毛の内部まで影響をおよぼしているのです。

髪の毛はシステインというアミノ酸で作られていますが、

システインの結合を切り離しシステイン酸に変えてしまうのです。

 

そのため、

  • 髪の毛は切れやすくなる
  • 髪の毛がパサつく

ということが起きてしまうのです。

 

さらに問題は、

皮膚は4週間で新しい細胞に置き換えられますが、

髪の毛は死んだ細胞ですから元には戻らない

ということなのです。

 

髪の毛の伸びるスピードは1ヵ月に約1センチ。

20センチの髪の毛が新しい髪の毛に置き換わるまでに2年もかかるのです、、、

 

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ブリーチはサンブリーチより怖い

ブリーチはあなたもよくご存じでしょう。

ヘアブリーチのことです。

 

セミナーには毛髪診断士の美容師さんもたくさん参加していたからいろいろ話を聞くことができた。

 

結論から言えば、

ブリーチは怖い

ということです。

 

ブリーチは、「色を抜く=脱色する」ということで、

第1剤と言われる強力なアルカリ性のアンモニア水を用いて、薬液を内部に浸透させやすくするためにキューティクルを開け、

第2剤の過酸化水素水を第1剤の過硫酸と反応させて強い酸化力で髪の毛のメラニン色素を脱色させるのです。

 

ブリーチ後に髪の毛は金色になりますが、

これは、

髪の毛のメラニン色素であるフェオメラニンが残っているからです。

 

紫外線で髪の毛がブリーチされるサンブリーチは大きなダメージを与えます

 

ブリーチすることによって、

  • グリーンやブルーなどの明るいカラーリングができる
  • 暗い色でも透明感のあるカラーリングができる

となるのです。

 

ブリーチのデメリットとして、

  1. 髪の毛が傷む
  2. 頭皮にもダメージがある
  3. パーマや縮毛矯正はしばらくできない

上げられます。

 

 

ヘアブリーチでは強い薬品を使うために、

髪の毛の色素だけでなく内部の成分も抜いてしまうので髪の毛は大きなダメージを受けてしまうのです。

 

 

 

ブリーチの危険性

さて、美容師の毛髪診断士から聞いた体験談ですが、

 

ブリーチはメラニン色素を抜くだけでなく髪の内部にも影響をおよぼすので、

 

  • 髪の毛が溶けてしまう
  • 髪の毛が切れてしまう

ということをしばしば経験するそうで、

 

  • 頻繁にブリーチすることは危険
  • 自分でブリーチをするのは危険

だと話していました。

 

 

ブリーチのやり過ぎにより、

  • ドライヤー当てただけで毛先がパラパラと落ちる
  • 髪の毛が切れてエクステをつけなければならなくなった

という人をしばしば見ると言います。

 

髪の毛は、爪と同じようにケラチンという死んだ細胞の集まですから、

修復機能がなく、ブリーチで損傷しても直ることはないのです。

 

そして、

ブリーチによって蛋白質がほとんど流失してしまい髪の毛の強度が最低レベルになっているので、

 

 

絶対に濡れたまま寝ないことだそうです。

 

安いからといって自分でブリーチをする人も多いのだそうですが、

ブリーとは髪の毛に大きなダメージを与えるので美容師に任せた方が良さそうです。

 

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