塩シャンプーで薄毛や白髪が治るのか?

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今年も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

最近、塩シャンプーという言葉を良く見聞きします。

塩シャンプーというのは、シャンプーを使わずに塩で洗髪することのようです。

塩シャンプーでは、

  • 薄毛が治る
  • 白髪が治る

ということで、人気があるようなのですが、

塩シャンプーは本当に薄毛や白髪に効果があるのでしょうか?

 

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塩シャンプーとはなにか?

インターネットのあるサイトに、

塩シャンプーをしていますか?

塩シャンプーは毛髪を健康にする効果があることから、

健康や美容に気を使う人たちでは、

市販のシャンプーを止め、塩シャンプーをする人が増えています。

というような書き込みがありました。

 

塩シャンプーとは、

市販のシャンプー剤を用いず塩で頭髪を洗う

ことで、

実際には、

粗塩を温水に溶かして塩水で洗うようです。

 

薄毛や白髪い効果があるという塩シャンプー

 

なぜシャンプーではなく塩で洗髪するのかという理由は、

  • 市販のシャンプーには強力な洗浄成分である界面活性剤が含まれている
  • 界面活性剤は頭皮や頭髪の皮脂を過剰に取りすぎてしまう

のでシャンプー剤を使うのを止め、塩で洗髪すれば良いというのです。

 

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塩シャンプーの効果は?

塩シャンプーを続けることにより、

  1. 薄毛の改善効果
  2. 白髪の改善効果

があるというのです。

 

塩シャンプーには薄毛や白髪の回復効果がない

 

塩シャンプーの火付け役は、

「塩シャンプーで髪が増えた」という本にあるようです。

 

この本は、ヘアスタイリストである著者が25年間に亘って自分の薄毛と戦い続けた結果、

塩シャンプーで薄毛が回復したというのです。

 

★ 甦る髪の法則―塩シャン5条

1 合成洗剤シャンプーは薄毛の敵!
2 塩シャンプー、髪が甦るまで数ヶ月
3 お肌を傷つけないようやさしく丁寧にマッサージ

 

この本は2018年夏に出版されたのですが、

2015年には「塩だけで髪もからだも洗ってしまう新習慣 塩浴生活をはじめよう!」

という本も出されているようです。

 

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塩シャンプーは薄毛や白髪に効果があるのか?

塩シャンプーを薦める理由としては、

最も安全で安上がりな塩洗髪法で、髪の毛がぐんぐん生えてくる!

ということのようです。

 

シャンプーの界面活性剤は髪の毛に良くないのか?

シャンプーには界面活性剤が含まれているのは事実です。

界面活性剤とは頭皮などの脂を水になじみやすいように変化させて洗い流すための化学物質です。

界面活性剤には、

  1. アニオン界面活性剤
  2. カチオン界面活性剤
  3. 両性界面活性剤
  4. 非イオン界面活性剤

などの種類があるのですが、

シャンプーには、泡立ちが良く汚れが良く落ちるアニオン界面活性剤が使われています。

 

また、

界面活性剤には原料から、

  1. 脂肪酸エステル系(天然物由来)
  2. 石けん系(天然物由来)
  3. 高級アルコール系(天然物由来)
  4. アミノ酸系(天然物由来)
  5. 高級アルコール系(石油由来)
  6. 石油系(石油由来)

の6種類に分けられます。

詳しく読む ⇒ 弱酸性シャンプーは髪の毛に良いのか

 

確かに、

  • ラウレル硫酸
  • ウウリス硫酸

などが配合されたシャンプーは、

  1. 安い
  2. 脂が良く落ちる

のですが、

石油を原料とした高級アルコール系のシャンプーでは、

洗いすぎによる皮脂の取りすぎによって頭髪がパサつく可能性があります。

 

詳しく読む ⇒ ラウレル硫酸やウウリス硫酸を配合したシャンプーは髪の毛に良くない?

 

しかし、アミノ酸系シャンプー弱酸性シャンプーなどは髪の毛にも優しく、女性に人気のあるシャンプーです。

 

確かに、

シャンプーのし過ぎは髪の毛に良くないのですが、

髪の毛や頭皮の状態に合ったシャンプーを選べば問題はありません。

 

「シャンプーのし過ぎは良くない」のですが、

私の属する日本毛髪科学協会では、

洗髪は、

1日に1回か2日に1回

と指導しています。

 

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塩シャンプーで薄毛や白髪が治る科学的根拠

塩シャンプーで、

  • 薄毛が治った
  • 白髪が治った

というのですが、洗いすぎは

「塩シャンプーで髪が増えた」の本には写真も掲載されていますから嘘ではないでしょう。

 

しかし、

塩で洗髪すると薄毛が治る、白髪が治るということについて科学的根拠はないのです。

シャンプーのし過ぎは髪の毛や頭皮に良くないのですが、

シャンプーのし過ぎで薄毛や白髪になることもありません。

 

白髪の原因いついては、東京医科歯科大学の研究グループが、

毛包のバジルという部分の老化に伴い色素細胞の機能が衰えることによることを明らかにしています。

 

作家の五木寛之さんは洗髪が嫌いなことで有名であり、

1ヵ月半に1回しか洗髪しない

と話しています。

五木寛之

 

詳しく読む ⇒ シャンプーで薄毛に毛が生えるのか?

 

「1ヵ月半に1回」の洗髪を習慣としたのもごく最近で、

それ以前には、何十年も春夏秋冬の年4回しか洗わなかったそうなので、

ブラッシングもせずに整髪は指でとかす程度だったそうなのです。

 

まとめ

シャンプーをし過ぎるのは良くないようですが、

1日1回のシャンプーでは問題ありません。

 

作家の五木寛之さんは年に4回しかシャンプーをしなかったようですが、

頭皮が皮脂で汚れたままにしておくと、

マラセチア菌が増殖して脂漏性皮膚炎の原因になる

ことから、界面活性剤を含んだシャンプー剤で定期的に洗髪するのが最も良い方法だと思います。

 

シャンプーにも様々な種類がありますのであなたの毛髪や頭皮の状態にあったシャンプーを選んでください。

 

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