逸ノ城がまげ結い式を披露「ようやくお相撲さん」

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今年も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

逸ノ城もマゲが結える

明後日から大相撲の九州場所が始まる。

お相撲さんの逸ノ城もようやく髪が結える

今日は少しのんびりと、お相撲さんの髪の毛の話をしようと思います。

 

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逸ノ城がまげを結い「ようやくお相撲さん」

逸ノ城は、新入幕で13勝をあげ今場所は西関脇に昇進した。

幕下付け出しから所要5場所での三役(新関脇)昇進は昭和以降第1位のスピード出世で、新入幕翌場所の関脇昇進は昭和以降では初めてだそうだ。

さらに、

十両の翌々場所で新関脇は、2001年1月場所の琴光喜以来昭和以降で2人目、モンゴルからの新関脇は2009年7月場所の鶴竜以来7人目だそうで、記録づくめのスピード出世だね。

 

 そんな逸ノ城も、ようやくマゲが結えるようになった。

とはいっても、まだこの程度で、丁髷(ちょんまげ)は結えるけど、大銀杏はまだ無理のようです。 

 

逸ノ城

 

  逸ノ城の初土俵は平成25年11月。

髪が伸びるスピードは、1日に0.3~0.4ミリ、1ヵ月で1センチ、1年で12センチ。

逸ノ城の現在の髪の毛の長さはこの程度だそうだ、、、

髪の伸びるスピードは遅い

『大銀杏』を結うのに必要な髪の長さは、40センチ~45センチも必要なのだそうだから、大銀杏はもう少し先になりそうですね。

 

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大銀杏を結えるのは十両以上

大銀杏とは、マゲの形が大きなイチョウの葉に似ていることからこうよばれるようになったのですが、

日本相撲協会のサイトによると、マゲを結うのは頭部を保護し傷害を防ぐためだそうです。

 

どうしてこのヘアスタイルになったのか、、、、

相撲は「日本書紀」にも記載されているくらい大昔からあるのですが、全盛期には大名のお抱えの力士が競い合っ江戸時代には一般人もマゲを結っていた時代でその頃からのしきたりらしいですね。

 

 武士がマゲを結うときには、月代(月代)といって、前頭部の髪の毛を剃るのです。

お相撲さんは、大銀杏を結うために、頭頂部の髪の毛が邪魔になるので、
中剃りといって頭頂部の髪の毛を剃るのだそうで、ちょっとビックリですね、、、、。

マゲのしたがこんなふうになっているなんて想像もつきませんでした。

 

中ゾリ

 

大銀杏は相撲取りならだれでも結えるわけではなく、大相撲の十両(十枚目)以上の関取だけが結うことを許されているのです。

例外的には、幕下以下の力士でも、十両との取組がある場合、弓取式、巡業時の初切(しょっきり)および相撲甚句(すもうじんく)、断髪式の時には結うことができるのだそうです。

関取でも大銀杏は正式なときだけに結い、稽古時など普段の髪形は、上の逸ノ城の写真のように丁髷(ちょんまげ)なのですね。

 

 大銀杏の結い方

地方巡業の時などには、大銀杏を結う実演が行われるのですが、一般の人ではなかなか見る機会がありません。

北勝力(谷川親方)がYシャツ・ネクタイ姿で大銀杏を結うビデオがありましたので見てくださいね(提供:MyJetSetLife)

 

 

相撲取りにも付け毛があった

 大砂嵐は21歳だけど、素顔の写真を見ると、、、。

これってM字ハゲ?

だけど、相撲のときには大銀杏を結っているよね、、、

大砂嵐はM字ハゲ

極度の縮毛で大砂嵐の頭髪は縮毛であるため付け油で伸ばして小さな髷を結っていますが、

相撲デスク・佐々木一郎さんによれば、大砂嵐関が初めて大銀杏を結った時には日本人とは髪質が違い、

伸びると毛先が切れてしまう上、縮れ毛で伸びにくいので、

大銀杏の毛先は「部屋の若い衆の毛を使った付け毛でカバー」したのだそうで、これは把瑠都もそうだったそうです。

 

そうなんだ、相撲取りにも付け毛があるんだ!!

 

髪の毛がなかったらどうする?

大砂嵐は今のところ付け毛でカバーしているらしいけど、もう数年たったら付け毛も付けられなくなるんじゃないの?

  1. 育毛剤とか使ってる?
  2. 髪の毛にいい食べ物食べてる?

って余計な心配だけど、、、

 

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 ハゲてマゲが結えなくなったら相撲取りを廃業か?

付け毛が付けられたらまだしも、付け毛も付けられなくなったら、、、

廃業?

原則として、関取は取組の際には大銀杏を結って土俵に上がることが義務付けられている。

 

だから、「大銀杏が結えないほど頭髪がなくなったら関取を勤めることができないので引退しなければならない」とか聞いたことがある。

しかし、遠藤も逸ノ城も大銀杏を結えずに土俵に上がったし、、、、

 

スキンヘッドの力士がいた!

相撲取り・太閤丸

 この力士は、東富士部屋の、「太閤丸 豊 関」です。

 太閤丸関は、大阪府寝屋川市出身で東関部屋出身の元大相撲力士。

残念ながら、平成24年5月場所を最後に引退している。

 

身長170cm、体重112kgで、本名は植村豊。

最高位は西三段目78枚目で、入門から引退るまで脱毛症でスキンヘッドを余儀なくされたのだそうだ。

先代東関に勧誘されたが、この頃には既に脱毛症で、身体も大きい方ではなく一時は勧誘を断わったのだそうだが、髷が結えなくても力士になれると説得され、さらに脱毛症治療にも協力するとの約束で入門を決意したそうだ。

 

入門前には多少、頭髪があったのだそうだが、脱毛症治療上で頭髪を剃った方が良いとの医者のススメでスキンヘッドに、、。

スキンヘッドは部屋も協会も公認したのだそうだ。

頭髪が無いため頭から当たることは苦手であったそうだから、頭からのぶちかましには頭髪はかなりの緩衝材になるようですね。

結局、身体も小さく成績も上げられないことから廃業を決意したのだが、頭髪がないので断髪式はできないことから、代わりに握手会が開かれたのだそうだ。

 

貴方も、私も、有名人も、お金持ちも、薄毛の悩みは同じです
 
  薄毛対策は、

   ・ 髪の毛にいい食べ物
   ・ 髪の毛にいい頭皮環境
   ・ 髪の毛にいい育毛剤

この三拍子がそろって初めて育毛の効果が出るのです。

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