「かみのけくろはえ」は銚子電鉄の髪毛黒生駅名です

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

「かみのけくろはえ」は銚子電鉄の髪毛黒生の駅名です。

銚子電鉄の笠上黒生(かさがみくろはえ)駅がネーミングライツ事業により髪毛黒生駅の愛称に決まりました。

JR北海道留萌線の増毛(ましけ)駅の切符が薄毛の人達のお守りになったように、

毛黒生(かみのけくろはえ)駅は薄毛に悩む人達の聖地になるのでしょうか?。

 

Sponsored Link

 

銚子電鉄の笠上黒生駅が「かみのけくろはえ」に

銚子電鉄は正式には、銚子電気鉄道株式会社で、千葉県銚子市に本社を置く鉄道会社で、銚子電鉄、CDKなどと呼ばれている鉄道です。

1913年(大正2年)に銚子と犬吠間を結ぶ鉄道として銚子遊覧鉄道が開業しました。

 

利用者不足で1917年(大正6年)に廃業したのですが、1922年(大正11年)に銚子遊覧鉄道の関係者が銚子鉄道として復活させたのです。

さらに、戦後、1948年(昭和23年)に企業再建整備法により銚子電気鉄道を設立し、1960年(昭和35年)には千葉交通の傘下に入りました。

 

笠上黒生

 

 

銚子電鉄は赤字路線

現在、銚子電鉄の本社は銚子電気鉄道線の仲ノ町駅構内に設置されてますが、鉄道事業に関しては赤字経営が続いており、銚子電鉄ブランドによる食品事業で経営を維持している状態なのです。

銚子電鉄の主力製品は、なんと、「ぬれ煎餅」の製造・販売なのです!。

    • 1976年(昭和51年 : 観音駅の直営売店で「たい焼き」を販売
    • 1995年(平成7年) :  犬吠駅で、「銚電のぬれ煎餅」の販売を開始
    • 2006年(平成18年) : 経営危機により、インターネットで「電車修理代を稼がなくちゃいけないんです」とのキャッチコピーでぬれ煎餅の購入を呼びかけ
    • 2015年(平成27年) : ネーミングライツによる駅名愛称を募集

と、鉄道事業とはかけ離れた事業で経営を維持しているのです。

 

「かみのけくろはえ」の笠上黒生駅

今回、「かみのけくろはえ(髪毛黒生)」の愛称となったのは、銚子電鉄の笠上黒生駅です。

笠上黒生は(かさがみくろはい)と読みます。

 

笠上黒生駅

 

黒生地区では良質の粘土が産出され、日本屈指の瓦の生産地で、

「くろ」には「削る」、「はえ」には「物が勢いを得る」という意味から、この「くろはえ」という地域名は「崩落しやすい地質」から由来すると言うことらしいですね、、。

笠上黒生駅は銚子電鉄の中で唯一の行き違いができる駅として鉄道マニアには有名で、電車同士が交換する際にはタブレット(票券・通票)の交換風景を見ることができたそうですが、現在は行われていません。

 

というのも、年間の1日平均の乗降客数は、、、 

  • 2007年  262人
  • 2008年 148人
  • 2009年  151人
  • 2010年  139人
  • 2011年  124人
  • 2012年  131 人
  • 2013年  117人

 鉄道マニアには、2014年 1月11日に笠上黒生駅構内で2両編成の列車が脱線したことも有名ですね。幸い、乗客9人と運転士には怪我は無かったそうです。

 

Sponsored Link

 

髪毛黒生(かみのけくろはえ)駅に!

笠上黒生駅が2015年12月1日から、髪毛黒生(かみのけくろはえ)駅となったことで話題になりました。

   詳しく見る ⇒ TV・TOKYOニュース

かみのけくろはえ

 

その理由は、銚子電鉄が路線駅の愛称の命名権を募集したところ、

スカルプケアアイテムを販売している、(株)メソケアプラスがその命名権を獲得し、「髪の毛黒生(かみのけくろはえ)」という名前にしたということなのです。

新聞でも報道されました。

髪毛黒生

 

 詳しく見る ⇒ 株式会社メソケアプラス

メソケアプラスでは、発毛治療の専門医である銀座総合美容クリニック正木健太郎氏監修の頭皮にやさしいスカルプケアアイテムを販売しています。
2012年3月に頭皮用石けんシャンプー“スカルプフォーマットシャンプー”を発売して以来、頭皮用液化ジェル美容液“スカルプリブートローション”、植物性シリコン様物質を使用した頭髪用トリートメント“ボタニカル・ヘアプロテクション”、そして、スカルプシャンプーでは希少な“スカルプフォーマットシャンプーつめかえ用”など、様々なスカルプケア用品を提供しています。また同日12月1日より女性用のスカルプ&ヘアケアシャンプー“アフロディアソ ナチュラリスシャンプー”も新発売となります。
2015年12月1日から本物の昆布を使用した髪毛黒生駅の記念入場券を販売いたします。

髪毛黒生駅で昆布の入場券を発売

そして、(株)染めケアプラスがプレスリリースしたように、髪毛黒生駅で12月1日から本物の昆布を使用した記念入場券を限定100枚で限定販売したそうですが、直ぐに売れきるになったそうです。

残念です、私も欲しかったですね、、、、。 記念入場券

 

Sponsored Link

 

銚子鉄道のネーミングライツで「かみのけくろはえ」に

「笠上黒生(かさがみくろはえ)」駅がどうして、「髪毛黒生(かみのけくろはえ)」駅になったのでしょうか?

銚子電鉄は赤字解消の秘策として、2015年12月1日 から、ネーミングライツによる駅名愛称の運用を始めたのです。

 

かみのけくろはえのネーミングライツとは?

ネーミングライツとは、野球場やスタジアム、アリーナ等のスポーツ施設に、スポンサー企業の社名やブランド名などの名前を付けることができる権利です。

プロ野球の楽天イーグルスの本拠地である宮城球場の名前が、「日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)」だったことは有名ですし、調布の東京スタジアムが「味の素スタジアム」として有名です。

このネーミングライツは米国で1990年代後半から急速に広まり、野球場やアメリカンフットボール場に多くのスポンサー名が付けられました。シアトル・マリナーズの本拠地である「セーフコ・フィールド」は保険会社の名前です。

東京スタジアムが2003年3月1日より5年間の契約で「味の素スタジアム(AJINOMOTO STADIUM)」になりましたが、契約金は12億円だといわれています。

宮城県スタジアムは、2005年に人材派遣会社のフルキャストが契約期間3年、年額2億円(うち1億5000万円は球団、5000万円は県の収入)で契約して「フルキャストスタジアム宮城」に、2008年から日本製紙が2億5千万円で命名権を取得して「日本製紙クリネックススタジアム宮城」に、その後は買い手がつかなかったようで、楽天が年間2億100万円で命名権を取得して「楽天koboスタジアム」になっています。

 

銚子電鉄のネーミングライツ

というわけで、銚子電鉄は赤字解消の秘策として、路線駅のネーミングライツを発売し、笠上黒生駅のネーミングライツを、株式会社メソケアプラスが取得し、

  「笠上黒生(かさがみくろはえ)」駅の愛称を「髪毛黒生(かみのけくろはえ)」駅

としたのです。

その年額の販売金額は、、

  • 中ノ町駅   180万円
  • 観音駅    180万円
  • 本銚子    150万円
  • 笠上黒生駅 150万円
  • 西海鹿島駅 100万円
  • 西海鹿島駅 120万円
  • 君が浜駅   150万円
  • 犬吠駅     200万円
  • 外川駅     180万円

です。

 

愛称を付けることができるとともに、

  1. 車内案内放送では、「次は、かみのけくろはえ笠上黒生駅」と案内する
  2. 車内表示でも、「髪の毛黒生(かみのけくろはえ)笠上黒生駅」と表示
  3. 銚子電鉄発行の時刻表などへの掲載
  4. 更新時の優先交渉権

の権利があるそうです。

笠上黒生駅の愛称、「髪毛黒生(かみのけくろはえ)」駅の命名権は年間150万円ですが、テレビ東京で放映され、各種新聞でも話題になったことを考えれば安かったんではないでしょうか、、、、。

ちなみに、笠上黒生駅の愛称、「髪毛黒生(かみのけくろはえ)」意外の愛称はどうなったのか、、、、

その年額の販売金額は、、

  • 中ノ町駅 パールショップともえ  (株)カクタ
  • 観音駅  藤工務所 (株)藤工務所
  • 本銚子  150万円
  • 笠上黒生駅   髪毛黒生  (株)メソケアプラス
  • 西海鹿島駅 三ツ星お米マイスター根本商店 (有)根本商店
  • 海鹿島駅  藤工務所 文芸の里    (株)藤工務所
  • 君が浜駅 ミストソリューション    (株)MIST solution
  • 犬吠駅  One Two Smile OTS 犬吠埼温泉 沖縄ツーリスト(株)
  • 外川駅   180万円

だったそうですが、売れなかった駅もあったようです。

 

髪毛黒生(かみのけくろはえ)は第2の増毛(ましけ)になるか

鉄道、そして薄毛と言えば思い出すのは、JR留萌本線の増毛駅。

増毛駅はJR留萌(るもい)本線の終点駅。

日本海に面した古い港町でもあり、陸の玄関であるが、亡くなった高倉健さんが主演した映画「駅」のロケ地として使われたことも有名だが、

何よりも薄毛に悩む男性たちの希望の地としても有名な駅で、増毛駅の入場券がお土産として人気を呼んだ。

 

しかし、留萌本線の留萌~増毛駅間が2016年度中に廃止される見通しで、増毛駅の入場券はお宝となりそうなのだ!。

今回登場した、「髪毛黒生(かみのけくろはえ)駅」は、増毛駅に替わって薄毛の男性の希望の駅となるのだろうか?。

 

関連記事(一部広告を含む)

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ