資生堂の薬用アデノゲンの効果

2015年2月21日、資生堂は、「アデノゲン」シリーズをリニューアル発売しました。

中でも注目は、「アデノゲンEX」ですが、

気になる有効成分やその効果を調べてみました。

 

資生堂のアデノゲンシリーズ

資生堂の育毛剤「アデノゲン」は、2005年3月に発売された商品で、
資生堂というネームバリューも有り発売から10年近くも経過したもののいまだに売行きが好調のようで、永年の愛用者の多い育毛剤なのです。

 

資生堂のアデノシンは、有効成分として生薬や植物成分が多い育毛剤の中で、ヒトの頭皮に存在するというアデノシンに血行促進効果や育毛効果があることに着目し、科学的な研究成績なども明らかにしてきました。

 

アデノシンとは、アデニンとリボース(糖)とが結合したもので、核酸(DNA・RNA)を構成するヌクレオシドの一つですが、

資生堂は独自の研究により、

アデノシンが毛乳頭細胞表面の受容体に直接作用し、発毛因子である「FGF-7」の産生を促進することを明らかにしています。

 

そして、育毛有効成分として実用化し、2004年10月に厚生労働省から医薬部外品としての承認を得ています。

 

以下は、2005年の新発売時のプレスリリースです。

資生堂、発毛因子の産生を高めて男性型脱毛を改善する新規育毛成分「アデノシン」を開発

 資生堂は、ヒトにも存在する生体内成分の『アデノシン』が、毛髪成長の司令塔である「毛乳頭」に直接作用し発毛因子である「FGF-7」の産生量を高めて発毛を促進すると同時に、”うぶ毛化”してしまった毛髪を太毛化させる育毛メカニズムを、遺伝子レベルから新たに解明しました。この研究成果の応用・発展により、『アデノシン』は2004年10月に厚生労働省から医薬部外品(育毛料)の有効成分として承認を受けました。

 資生堂は、新規育毛成分『アデノシン』を配合した発毛促進・太毛成長剤『資生堂 薬用アデノゲン』(医薬部外品、150mL、ノープリントプライス)発売します。

 

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そして、

アデノゲンの作用メカニズムについての記事です。

【男性型脱毛の基礎研究】
 頭髪は、頭皮の中にある「毛根」でつくられ、成長期・退行期・休止期からなるヘアサイクルを繰り返し、数年間の周期で生え替わっています。「男性型脱毛」では、通常2~7年間とされる成長期が徐々に短くなり、毛髪が充分に太くなるまで成長できなくなる”うぶ毛化”が原因で、頭皮が透けて見えるようになります。毛根の一番下の部分にある毛乳頭細胞からは、様々な因子が産生され毛髪の元となる毛母細胞に作用することで、ヘアサイクルが制御されています。
 資生堂は、徳島大学医学部皮膚科の荒瀬誠治教授と共同で、男性型脱毛の原因について研究を行ってきました。この研究では、毛乳頭細胞が産生している因子に着目し、男性型脱毛の薄毛部位(頭頂部)と正常部位(後頭部)の毛根から毛乳頭を取り出し、DNAマイクロアレイ法でそれぞれの因子を比較しました。その結果、薄毛部位の毛乳頭細胞では、発毛因子である「FGF-7」の遺伝子発現が約半分に減少していることがわかりました。

【 薬剤探索と作用メカニズム解明 】

 資生堂は、男性型脱毛の薄毛部位で減少した「FGF-7」を増やす成分を探索した結果、生体内成分『アデノシン』を見出しました。『アデノシン』は、DNAの構成成分としてヒトの体内にも存在し、育毛や血行促進の効果を有することが知られていました。『アデノシン』の作用機序を詳しく研究した結果、毛乳頭細胞表面の受容体に直接作用し、発毛因子「FGF-7」の産生を高めるメカニズムを解明しました。さらに、「FGF-7」が毛母細胞の受容体に作用して細胞増殖を高め、毛成長促進効果を示すことがわかりました。

 

長くなってしまいましたが、

要するに、

アデノゲンは、毛乳頭細胞からFGF-7を分泌させ発毛を促進する

ということです。

資生堂のアデノゲン

 

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薬用アデノゲンの有効成分

資生堂といえば、最近、毛髪の生成医療の分野でも大きく躍進しているのですが、

 詳しく見る >>>  再生医療新法により資生堂の頭髪再生医療事業が加速化

 詳しく見る >>>  頭髪再生医療による薄毛治療の展望

資生堂は薄毛治療の分野では国内で最も歴史のある企業なのです。

 

資生堂は、1915年に脱毛を防ぎフケを防ぐ「フローリン」を発売し、2005年には「アデノゲン」を発売したのですが、「フローリン」の発売から100年となる2015年を「スカルプケアレボリューション2015」と称して「薬用アデノゲン」などのリニューアル発売に踏み切ったようです。


資生堂の薬用アデノゲン

さて、「フローリン」の発売から100年となる2015年を「スカルプケアレボリューション2015」と称して「薬用アデノゲン」などのリニューアル発売をした、「薬用アデノゲン」はそんな育毛剤なのでしょうか。

 

アデノゲンはどう変わったのか

2015年2月にリニューアル販売された「薬用アデノゲン」は従来のアデノゲンとどのように変わったのでしょうか。

リニューアル後に追加された、「薬用アドのゲン」は、もちろん、「アデノシン」主たる有効成分にした育毛剤に違いはないのですが、

和漢植物薬用成分である、「パナックスジンセンエキス」と「ソフォラ抽出エキス」を添加したところに特徴があるようです。

 

パナックスジンセンエキス

パナックスジンセンエキスは、ニンジン抽出液と表記されているエキスで、食用のセリ科のニンジンとは別物で、ウコギ科のオタネニンジン、高麗人参、朝鮮人参などのことです。

パナックスジンセンエキスの作用は、血管拡張作用や疲労回復作用、さらには、代謝促進作用や精神安定作用、中枢興奮作用などの薬効が知られている成分です。

 

ソフォラ抽出エキス

ソフォラ抽出エキスは、リトルベイビー、メルヘンの木と呼ばれている観葉植物のソフォラの根から抽出された生薬で、効能は、毛乳頭細胞の活性化を促すための栄養促進さようや、肌の老化を防止する細胞賦活作用がありいわれています。

「薬用」アデノゲン」は、アデノシンの毛母細胞促進作用を補完してさらに育毛作用を強化する作用があるようです。

 

薬用アデノゲンの効果

 

アデノシンは日本皮膚科学会も奨めているが、、

日本皮膚科学会では、2010年に男性型脱毛症の医療指針を出しています。

詳しく見る >>> 男性型脱毛症診療ガイドライン

 

その中で、「男性型脱毛症に対するアデノシンの有効性を検証した論文は男性,女性についてそれぞれ 1 編ずつある」として、

「推奨度C」として挙げています。 

 

男性型脱毛症の原因は5α-リダクターゼによるDHT

 一方、

男性型脱毛症の原因としては、「5α-リダクターゼによるDHT産生が発毛を抑制する」ことは科学的にも証明されているのです。

 

男性型脱毛症を抑えるには、

  1. 5α-リダクターゼを抑制してDHTの産生を抑える
  2. 毛母細胞を刺激して発毛を促進する

という、2つが大切なのです。

 

M字ハゲといわれる男性型脱毛症の傾向が見られたら、少しでも早く、「5α-リダクターゼを抑制」する必要があります。 

ですから、私は、

5α-リダクターゼ抑制作用のある薬用プランテルを愛用しているのです。

詳しく見る >>> 薬用プランテル

 

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薄毛の手当は30歳から

資生堂は、「フローリン」の発売から100年となる2015年を「スカルプケアレボリューション2015」と称しているのですが、様々な市場調査をおこなっているようです。

その中で、

  1. 頭髪や頭皮の悩みが気になりだした年齢
  2. 頭髪や頭皮の悩みのために手当が気になりだした年齢
  3. 頭髪や頭皮の悩みのために具体的なケアを始めた年齢

を調査していますが、

いずれの質問もほぼ一致して、20歳と30歳にピークがあります。

 

薄毛の手当は30歳から

 

資生堂では、「みんなのスカルプケア元年は30歳」、「ためらわずに早く始めるのが吉」とのキャンペーンを打っていますが、

確かに、

薄毛対策は少しでも早めに始める方が有効

なのです。

 

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