リアップに副作用はあるのか?

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

 

先日は、ミノタブの副作用や安全性について書きましたが読んでくださったでしょうか?

 詳しく見る ⇒ ミノタブは安全で効果があるのか?

 

ミノタブはミノキシジルの錠剤ですが育毛剤としては世界中のどの国でも承認されていないのです、、、。

ミノタブを飲めば毛がボーボーとの口コミもあるのですが、

個人の判断で飲むのは避けるべきなのです。

 

リアップはAGAに効かない

 

リアップはミノキシジルの外用液ですが、

リアップには副作用はないのでしょうか?

 

Sponsored Link

 

リアップの有効性は?

リアップはあなたもご存じのように、

大正製薬から発売されている育毛剤です。

 

リアップは医薬品

リアップの主成分はミノタブと同様に、

ミノキシジルという化学物質です。

ミノタブの安全性と有効性のエビデンスはあるのか?

ミノタブの場合には、

1錠に2mgあるいは5mgのミノキシジルが含まれていますが、

  • リアップx5プラス  : 5%溶液(100mlに5g)
  • リアップリジェンヌ : 1%溶液(100mlに1g)

です。

 

 

リアップは薬局やネットで購入できますが、

ミノキシジルは医薬品ですから、

薬剤師のいる薬局(ネットも同じ)でしか購入できません。

それは、

ミノキシジルは第1類医薬品に指定されているからです。

 

日本皮膚科学会もリアップを推奨

日本皮膚科学会は2010年に「男性型脱毛症診療ガイドライン」を出しており、

2017年秋に7年振りに改訂して、

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」

を公表しました。

 

その中で、

育毛剤や育毛医療機器を、

  • 推奨A: 行うよう強く勧められる
  • 推奨B :行うよう勧められる
  • 推奨C1 :行うことを考慮してもよいが,十分な根拠がない
  • 推奨C2 :根拠がないので勧められない
  • 推奨D :行わないよう勧められる

の5段階で評価したのですが、

 

推奨Aと推奨Bに評価されたのは、

推奨A  ミノキシジル外用
推奨A  フィナステリド内服
推奨A  デュタステリド
推奨B  アデノシン
推奨B  自毛移植
推奨B  LED 、低出力レーザー

 

という結果で、

  • リアップ(ミノキシジル外用)
  • プロペシア(フィナステリド内服)
  • ザガーロ(デュタステリド)

の3つが「 行うよう強く勧められる」として推奨Aにされたのです。

 

  詳しく見る ⇒ 日本皮膚科学会が脱毛症診療ガイドラインを改訂

 

一方、

ミノキシジル内服(ミノタブ)は

全身の多毛症を起こす副作用があることを根拠に、医師が安易に処方したり、一般人が個人輸入で入手し服用することがあるので、医薬品医療機器等法の観点から問題視されている。

として、

「推奨D :行わないよう勧められる」とされています。

 

Sponsored Link
  

 

リアップに副作用はあるのか?

推奨Aにされた、

  • リアップ(ミノキシジル外用)
  • プロペシア(フィナステリド内服)
  • ザガーロ(デュタステリド)

はいずれも医薬品ですが副作用があります。

 

プロペシアについては性機能に対する副作用が知られていますが、

服用を中止してからも副作用ででるポストフィナステリドシンドロームが問題になっています。

 詳しく見る ⇒ ポストフィナステリドシンドローム

 

一方、 

2016年6月に新発売されたザガーロにも性機能に関する副作用があるのです。

 

リアップの循環器に対する副作用

薬は両刃の剣といわれるように、生体にない化学物質ですから副作用があります。

ミノキシジルはそもそも高血圧の治療薬として開発され発売されたものです。

 

副作用として「多毛症」が見つかり、

外用薬が脱毛症治療薬としても開発され承認されたのです。

 

リアップの添付文書には、

・高血圧の人、低血圧の人

・心臓又は腎臓に障害のある人。

・むくみのある人

・高齢者(65歳以上)

・甲状腺機能障害診断を受けている人

は使用しないようにと書かれています。

 

ミノキシジルは本来、血管を拡張させて血圧を低下させる化学物質ですから、

リアップでも心血管系への作用が懸念され、

心臓や血管系の疾患がある人では使用が禁止されているのです。

 

さらに、2003年の衆議院国会では、

リアップの使用によって3人が死亡したのではないかとの質疑がなされています。

衆議院議員長妻昭君提出医薬品の副作用に関する質問に対する答弁書

 お尋ねの「市販薬の発毛剤「リアップ」で、過去三年間で三人の方が副作用の疑いで死亡したとの報告」とは、先の答弁書(平成十五年九月二十六日内閣衆質一五六第九九号。以下「前回答弁書」という。)

-以下省略-

 

 詳しく見る ⇒ リアップの副作用に対する答弁書

 

3名の方が、急性心不全、心筋梗塞、心停止で亡くなったのはリアップのせいではないかとされたのですが、

リアップに含まれるミノキシジルが死亡の原因であるとは特定できないと結論されています。

 

 

 

さらに、

大正製薬は育毛剤としてミノキシジル経口剤の開発を目指していたのですが、

犬を用いた実験において犬が心臓破裂で死亡する副作用が発生し、

経口剤の開発は中止されたといわれています。

 

薬局で買える育毛剤といえども、

リアップは医薬品ですから、それも心臓や血管に作用する作用を有する医薬品ですから使用上の注意は厳密に守るべきなのです。

 

関連記事(一部広告を含む)

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ