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薄毛解消には睡眠時間よりも睡眠の質が重要

寝る子は育つといわれます。

身長を伸ばす成長ホルモンは睡眠時に分泌されるからですは、睡眠時間よりも睡眠の質が重要です。

薄毛解消にも睡眠の質が大事なのですがその理由をご存じですか?。

 

成長ホルモン分泌には睡眠時間よりも睡眠の質が重要

寝る子は育つと言われますが、これには科学的根拠があります。

育つ(成長する)には成長ホルモンが必要です。

成長ホルモンの分泌には、

  1. 睡眠時間
  2. 睡眠の質

特に、成長ホルモンの分泌には、

 睡眠の質

が大きく関与しています。

 

成長ホルモンは、ノンレム睡眠といわれる、深い睡眠中にたくさん分泌されるのです。

  • レム睡眠     : 浅い眠りで身体は深く眠っているのに、脳が活発に動いている状態
  • ノンレム睡眠 : 深い眠りで脳も身体も休んでいる状態

レム睡眠中には、脳は活発に働いておりちょっとしたことで目が覚めやすく、夢を見るのもこのレム睡眠の時です。しかし身体は休んでいるので筋肉は弛緩し、筋肉の疲労はこの睡眠の時に回復します。

 

ノンレム睡眠中には、脳も身体も休んでいる状態ですが、筋肉は働いています。居眠りはノンレム睡眠ですから、短時間でも熟睡した感じがあります。ストレスの解消やホルモンの分泌はこの睡眠時に盛んになります。

この成長ホルモンが大量に分泌されるのが熟睡の状態であるノンレム睡眠のときなのです。

長ホルモンは生後3ヵ月頃から分泌されることが確認されていますが、

オックスフォード大学のラッセル・フォスター教授は、

 就寝時間が早いか遅いかは重要ではなく、決まった時間に寝ること大切

だと述べています。

 

11時や11時30分に寝ても、深い眠りの状態になれば成長ホルモンは分泌されることから、

 子どもの就寝時間で重要なのは規則正しさ

だというのです。

 

事実、子どもを毎晩同じ時間に寝かせると脳の能力が向上することが確認されています。

 

 

成長にはIGF-1が重要

成長には、Growth hormone(GH) といわれる成長ホルモンが重要な働きをしていることはご存じだと思います。

しかし、

成長する(身長が伸びる)ことには、IGF-1というホルモンが大きく関わっており、ヒトの成長には成長ホルモン(GH)よりも大きな役割を果たしていると言われていますいます。

 

IGF-1とは、Insulin-like growth factors-1の略で、日本語にすればインスリン様成長因子-1という物質です。

身長が伸びる(骨が伸びる)ためには、骨の成長線という部分の軟骨細胞と肥大軟骨細胞が盛んに細胞分裂して、軟骨細胞が増殖して肥大化することによって骨が伸びるのです。

成長ホルモンは、下図のように、IGF-1を介して軟骨細胞の増殖を促し、骨を伸ばすことによって身長を伸ばすのです。

 

ノンレム睡眠である深い眠りのときに成長ホルモンがたくさん分泌され、IGF-1を介して骨の成長を促し、身長が伸びるのです。

骨は眠っているときに伸びるのです。

 

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IGF-1には育毛作用がある

成長ホルモンによって分泌され、骨を成長させるIGF-1ってどんな物質なのでしょうか、、、、?。

IGF-1は、以前はソマトメジンCと呼ばれていましたが、現在ではIGF-1が一般的です。

 

IGF-1の主な作用

IGF-1は、成長ホルモンの刺激によって肝臓から分泌される物質で、発見されたときには、インスリンの抗体で中和(不活性化)されたことからインスリン様成長因子と呼ばれているのですが、インスリン様成長因子と呼ばれるるようにインスリンと同じ作用もあり、私達の多くの臓器に作用しています。

 

IGF-1の働きには、

  1. 細胞内刺激伝達
  2. 血糖低下
  3. 細胞分裂促進
  4. 蛋白質合成促進
  5. 脂肪分解促進
  6. 骨の成長促進
  7. インスリン抵抗性改善

のように非常に広汎に亘っており、生命維持には欠かせない物質ですが、

 IGF-1には育毛効果がある

のです。

 

名古屋大学の岡嶋研二教授は、

 カプサイシンとイソフラボンを摂取すればIGF-1が増加し育毛が促進する

との研究論文を発表して話題を呼びました。

 詳しく見る ⇒ IGF-1には育毛効果があるのか?

2013年に岡嶋教授は、原田直明准教授が論文を捏造し懲戒解雇されたことで、指導教授として責任をとり名古屋Kクリニックを開院し脱毛治療に当たっていますが、カプサイシンとイソフラボンを主体とするサプリメントは30万本を売り上げたようです。

論文ねつ造問題で、IGF-1の育毛効果まで疑われてしまったのですが、

IGF-1の育毛効果については他にも多くの研究論文が出されています。

 

髪の毛は毛根部の毛包にある毛母細胞によって産み出されます。

 

毛母細胞は毛乳頭から出される刺激物質によって細胞分裂のスピードを上げるのですが、

 毛母細胞にはIGF-1の刺激を受ける受容体が多数存在する

ことが知られています。

 

毛乳頭細胞は、IGF-1、 FGF-7、VEGF、IGF-1、HGF などの多くの細胞増殖因子を産生し毛母細胞の分裂や分化に強い影響を与えていることが明らかになっています。

  • IGF-1 : 毛周期の成長期を延長して育毛を促進
  • FGF-7 : 毛母細胞に働き毛成長を促進すると考えられており、薄毛では FGF-7の遺伝子発現量低下
  • VEGF  : 血管内皮細胞増殖因子で毛球部の毛細血管網を発達させ細胞分裂を支援
  • HGF :  アポトーシス抑制作用などにより毛周期の退行期や休止期への移行を抑制

また、このサイトで取り上げたM-1育毛ミストはIGF-1を増やして育毛を促進することが明らかになっています。

 詳しく見る ⇒ M-1育毛ミストの育毛理論

 

育毛に必要な睡眠時間

 

薄毛解消には睡眠の質が重要なのですが、適切な睡眠時間の確保も重要です。

若い人に多い薄毛の原因には、

  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ

があると言われています。

東京大学と東京都医学総合研究所、高知大学の共同研究では、

 中高校生の睡眠時間は8時間半くらい必要だ

との研究結果を国際睡眠学会誌「スリープ」(電子版)の2016年7月29日号に発表しています。

しかし、中高校生の大半はこれ以下の睡眠時間であり生活習慣を見直す必要があるとしています。

 

この研究は、

  • 三重県と高知県の中高校生約2万人
  • 1日の睡眠時間と不安症状をアンケート調査

したものですが、

うつ症状や不安症状のリスクが最も小さくなる睡眠時間は、

  • 男子では8.5~9.5時間 (中学生8.8時間、高校生8.5時間)
  • 女子では7.5~8.5時間(中学生8.0時間、高校生7.5時間)

であることが分かったそうです。

しかし、実際には、

6.6~7.5時間しか睡眠していない

ため、うつ・不安のリスクが最小になる時間より0.9~2.3時間少なかったと述べています。

 

 

ロンドン大学の研究グループが行った、

 睡眠時間と認知機能に関する研究

においても、

  • 35~55歳の男女5431人を対象
  • 記憶力、語彙力、推論能力に関するテスト

を行ったところ、

 睡眠時間が7時間の人が最も成績が良く、次いで6時間の人が良かった

と報告しています。

 

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薄毛を解消するIGF-1には栄養も重要

IGF-1は、成長ホルモン(GH)により分泌されますが、IGF-1の分泌には栄養状態も大きく影響を与えていることが知られています。

IGF-1の分泌量は、良好な栄養状態に応答して増加するのです。

 

田中敏章氏の著書である「こどもの身長を伸ばす本」(2011年講談社)には、

 美味しいものを食べると、IGF-1の血中濃度が上がるため軟骨細胞の増殖が亢進する

と書かれています。

 

肥満の子供では、成長ホルモンの分泌が悪いがIGF-1が正常か高く、身長がよく伸びる

のですが、

神経性食欲不振症の子供は成長ホルモンの分泌が多いがIGF-1は低く、成長が阻害される

のだそうです。

 

成人においても飢餓状態ではIGF-1が低下するが、蛋白質とカロリーの摂取により回復すると報告されています。

蛋白質とカロリーをしっかり摂ることにより、IGF-1の分泌が増え、身長も髪の毛もグングン伸びるのです。

 

薄毛の解消には成長ホルモンの分泌が必要です。

成長ホルモンを分泌させるには、

  1.  質の高い睡眠
  2.  7時間の睡眠
  3.  髪の毛に良い栄養

が、重要なのです。

 

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