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ロート製薬が薄毛における発毛研究のwebサイトを開設

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

ロート製薬といえば目薬を思い浮かべるのですが、

ロート製薬は再生医療の研究にも力を入れており、

その一貫として、おこなっているのですが、

本田圭佑をアンバサダーとしてリグロEX5を新発売したことはご存じですよね。

リグロEX5は大正製薬のリアップのジェネリック製品です。

 

リアップは大正製薬の国内唯一の一般医薬品の育毛剤で、

1999年に発売して以来6,000万本も売り上げた育毛剤です。

 

ロート製薬は再生医療研究を「発毛の研究」へ応用し、

ミノキシジルの新しい発毛作用を世界で初めて見出した

のですが、

発毛研究のwebサイトを開設し世界中で話題になっているのです。

 

 

ロート製薬が発毛研究のwebサイトを開設

ロート製薬は2018年10月9日に、

世界初!ミノキシジルが脂肪由来幹細胞からの発毛因子の遺伝子発現を高めることを確認

とプレスリリースしたことはこのサイトでもお知らせしたので読んでくださったと思います。

 

詳しく見る ⇒ ミノキシジルの新しい発毛作用をロート製薬が発見

 

 

目薬で知られるロート製薬ですが、

再生医療の事業化を目指して研究を進めており、

その再生医療の核となる幹細胞研究に力を入れているのです。

 

幹細胞とはどんな細胞にでも変わりうる細胞のことで、

人工的に作り出した幹細胞はiPS細と言われるのですが、

 

ロート製薬は、

「再生医療研究」と「発毛研究」の融合

に着目し、ミノキシジルに新たな発毛メカニズムを見出したというのです。

 

 

この研究成果はロート製薬のサイトで、

で紹介されており、海外でも大きな話題になっているのです。

 

ロート製薬は、1899年2月に大阪で胃腸薬を販売する信天堂山田安民薬房として創業し、

露戦争終後には眼科疾患のトラホームの流行に際して点眼薬を発売したのですが、

ロート製薬の社名はドイツの眼科医であるロートムンド博士の名前に由来するそうです。

 

ロート製薬といえば目薬の会社と思ってしまうのですが、

これからは薄毛治療でも目が離せない会社になりそうです。

 

 

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ロート製薬は薄毛の正しい知識も公開

薄毛にはざまざまな原因があります。

また、育毛剤を使ったからといって必ず薄毛が解消するものでもありません。

 

薄毛を解消するためには薄毛の正しい知識を持つ必要があるのです。

ロート製薬は「知っておきたい薄毛の正しい知識」をも公開しています。

 

 

詳しく見る ⇒ 知っておきたい薄毛の正しい知識

 

私も日本毛髪科学協会の認定講師として薄毛の知識をお話しする機会が多いのですが、

一番気づくことは、

育毛剤を使うだけで毛が生えてくると思っている人が多い

ということです。

 

確かに、

  1. プロペシア
  2. リアップやリアップのジェネリック
  3. 医薬部外品の育毛剤

など、薄毛の解消に有効な育毛剤はたくさんあるのですが、

育毛剤を使っただけでは髪の毛は生えてこない

のです。

 

髪の毛は毛根部にある毛母細胞によって作り出されるのですが、

毛母細胞は血液で運ばれてきた酸素や栄養素を元にして細胞分裂をくり返して髪の毛を産み出すのです。

 

髪の毛の成長速度は1日に0.2~0.4ミリと微々たるものですが、

髪の毛は10万本もあることから、

 

1日に全ての髪の毛が伸びる長さは

0.3mm×10万本=30m

にもなるのです。

 

そうです。

髪の毛が伸びるには栄養が必要なのです。

 

先日、

最も効果が期待できる薄毛対策はミノキシジルと牛肉

でお知らせしたように、

 

アンファーの研究グループは、

髪の毛を作り出す毛母細胞を、

  • ミノキシジル(リアップの有効成分)
  • シスチン (牛肉などのアミノ酸)

が充分ある環境で培養したところで毛髪診断士

最も毛母細胞の発毛効果が強かった

と発表しています。

 

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まとめ

ロート製薬はミノキシジルの発毛効果について新しい知見を得たと発表しています。

目薬の会社と思われているロート製薬ですが、

これからは薄毛対策でも目を離せない会社なのです。

 

しかし、

薄毛は育毛剤だけでは解消できません。

  1. 育毛剤
  2. 栄養
  3. 健康管理

の三拍子が必要なのです。

 

 

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