髪の毛にいい食べ物で若ハゲ克服対策

カロヤンの薄毛に対する効果を評価する

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

カロヤンをご存じですか?

元大関琴欧洲の鳴戸親方ではありません。

鳴戸親方の本名はブルガリア語でカロヤン・ステーファノフ・マフリャーノフというのですが、、。

今日お話しするのは育毛剤のカロヤンです。

やや年配の方ならご存じでしょうが、その頃にテレビで流行った「シェーン」をもじったコマーシャルが有名でした。

少年が、「シェーン!髪バック!!」と「カムバック」にかけて叫ぶのです。

 

  コマーシャルを見る ⇒ コチラ

そして、

抜け始めて分かる、髪は長が~い友達」というフレーズも流行ったものです。

その息の長い育毛剤のカロヤンですが、

カロヤンの薄毛に対する効果はあるのでしょか?

今日はカロヤンの効果について評価してみましょう。

 

 

カロヤンの薄毛に対する効果を評価する

カロヤン(Karoyan)は、第一三共ヘルスケアの発毛促進剤などのヘアケア用品のブランドネームです。

2005年に第一製薬と三共が共同持株会社となったため現在は第一三共ですが、カロヤンは第一製薬の製品です。

 

カロヤンは第一製薬が1973年(昭和48年)に発毛促進薬のカロヤンを発売しました。

ですから、初代カロヤンから既に44年も経過しています。

そして現在は、

カロヤン プログレのシリーズが発売中です。

 

養毛剤「加美乃素」の発売は1932年ですから、それにはおよびませんが、育毛剤市場をここまで牽引してきたのはカロヤンであることは間違いありません。

 

カロヤンは医薬品の育毛剤

育毛剤は、

  1. 医薬品
  2. 医薬部外品
  3. 化粧品

の3つに分類されています。

 

そして医薬品は、

  1. 医療用医薬品
  2. 一般医薬品

の2つに分類されます。

 

医療用医薬品は医者の処方箋で入手できる育毛剤で、

と、国内では育毛剤の医薬品はこの3種類です。

 

一般医薬品は、薬局で購入できる医薬品で、

しかないと思っている人も多いでしょうが、

カロヤンは厚生労働省が承認した一般医薬品

なのです。

 

カロヤンの有効成分である塩化カルプロニウムは厚生労働省の医薬品に指定されているのです。

 

塩化カルプロニウムは医療現場でも用いられています。

 

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カロヤンは第2類、第3類医薬品

現在、発毛促進薬として医薬品として承認されているカロヤンは、

  1. カロヤンプログレEX(第3類医薬品
  2. カロヤンプログレ(3類医薬品
  3. カロヤンプログレGL(第3類医薬品
  4. NFカロヤンガッシュ(第3類医薬品
  5. NFカロヤンアポジカΣ(第3類医薬品
  6. カロヤンS(第2類医薬品

の6種類があるようです。

 

この、

とは何を示しているのでしょうか?

 

一般医薬品は下記の4種類に分類されています。

分類 対応者 販売方法 説明
要指導医薬品 薬剤師 対面販売 義務
第1類医薬品 薬剤師 対面・通販 義務
第2類医薬品 薬剤師又は登録者 対面・通販 努力義務
第3類医薬品 薬剤師又は登録者 対面・通販 規定なし

 

リアップは第1類医薬品です。

 

第1類医薬品とは、

副作用、相互作用などで安全上、特に注意を要する医薬品です。

ドラッグストアーなどでは、薬剤師が説明をした後に販売するように定められ、消費者の手の届かない場所に保管されています。

大正製薬のリアップX5は第1類医薬品です。

 

第2類医薬品は、

副作用、相互作用などの項目で安全性上、注意を要する医薬品で風邪薬などですね。

 

第3類医薬品は、

副作用や相互作用の上で特に問題がない医薬品でビタミン剤などが相当します。

 

では、

第1類のリアップは第3類のカロヤンより効果があるのか?

ということではありません。

この分類は、効果の強さではなく、含まれる成分の副作用や相互作用に基づいて決められ、第1類の風邪薬は第2類の風邪薬よりも良く効くというようなことではないのです。

 

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カロヤンの薄毛に対する評価は?

カロヤンの効能は、

とかなり広範囲で、

にも当然効果があると思われます。

 

カロヤンに含まれている有効成分は、

1973年の発売当初から一貫して配合されている塩化カルプロニウムです。

カロヤンに医療現場でも用いられる塩化カルプロニウムを一貫して配合しているのです。

 

カロヤンの添付文書には、

「血行を促進するはたらきがあり、発毛促進・抜け毛予防に効果があります」と記載されています。

 

 

 

1973年のカロヤン発売以降、様々な商品が展開されてきましたが、一貫しているのは塩化カルプロニウム配合という点なのです。

カロヤンがこれだけこだわる塩化カルプロニウムの薄毛に対する効果はどういったものなのでしょうか?

 

カロヤンの薄毛に対する効果を評価する

カロヤンがこだわる塩化カルプロニウムは、

  1. 内服では胃の働きを活発にする効果り慢性胃炎などの治療薬として用いられ
  2. 外用すると局所的な血管拡張作用があることから脱毛症の治療薬として用いられ

ています。

皮膚科などの脱毛の診療では「フロジン液」として処方されています。

 

カロヤンの薄毛に対する効果は頭皮の血行促進か?

外用では局所的な血管拡張作用があることから、

作用としてはリアップと同じだとも考えられます。

 

リアップの有効成分はミノキシジルで、当初は高血圧の治療薬として開発された血管拡張薬なのです。

塩化カルプロニウムはミノキシジルと同じように血管拡張作用があり、医療機関では脱毛症の治療薬としてフロジン液が処方されているのです。

しかし、

フロジン液が処方されるのは「円形脱毛症」なのです、、、。

 

 

 

カロヤンの育毛効果に対する日本皮膚科学会の評価

日本皮膚科学会は、「男性型脱毛症診療ガイドライン2010」を出しています。

その評価結果を見ると、、、、

 

カロヤンの有効成分である塩化カルプルニウムの評価は、、、

C1

なのです。

 

ガイドラインでは評価結果を4段階で表しており、

A  : 行うよう強く勧められる

B  : 行うよう勧められる

としており、C1は、

C1 : 行うことを考慮してもよいが,十分な根拠がない

という評価結果なのです。

 

脱毛症治療ガイドライン」では、

C1よりさらに悪く、

C2 : C2 根拠がないので勧められない

との評価なのです。

 

これがカロヤンの薄毛に対する育毛効果の客観的な評価です。

しかし、

カロヤンには薄毛における育毛効果がないというわけではありません。

カロヤンには44年という長い歴史があり、

厚生労働省も育毛効果があるとして認め

多くの使用者に愛されてきた育毛剤なのです。

 

薄毛には個人差がありどの育毛剤でも画一的な効果があるわけではありません。

少なくても半年から1年は使い続けてから判断する必要があります。

 

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