プロペシアの副作用は若齢性脳卒中が怖い

プロペシアの副作用としては性機能障害が良く知られています。

性欲減退、勃起不全、射精障害などが1~5%の率で発生するといわれています。

さらに、海外ではプロペシアの服用を中止しても副作用が継続するポストフィナステリドシンドロームが問題になっています。

それだけではありません、、、

国内ではプロペシアの服用によって若齢性脳卒中や心筋梗塞が発生するのです。

脳卒中や心筋梗塞って、死に結びつく副作用ですよ、、、

プロペシアを服用するなら必ず医者の処方を守ってください。

プロペシアの副作用は性機能障害だけでない

プロペシアの副作用は添付文書に記載されています。

添付文書とは、医者や薬剤師にその薬物の効能、用量用法、副作用などの全ての情報を伝える文書です。

添付文書に記載されているプロペシアの副作用は、

  1. 過敏症
  2. 性機能障害
  3. 肝機能障害
  4. 乳房肥大
  5. うつ症状

などです。

プロペシアの若齢性脳卒中の副作用を説明します

中でも特に気になる副作用は、性機能障害だろうと思いますが、

  • 性欲減退
  • 勃起不全(ED)
  • 射精障害

などが、1~5%の頻度で起こることが知られています。

しかし、

海外では、「ポストフィナステリドシンドローム」が深刻な問題になっているのです。

フィナステリドとはプロペシアの有効成分の化学物質名ですが、ポストフィナステリドシンドロームとは、

 プロペシアの服用を中止してからも継続する副作用

なのです。

昨日は、ポストフィナステリドシンドロームにおけるEDについての論文を紹介しましたが、読んでくださったでしょうか?。

プロペシアの服用を中止してもED症状が解消しないのです。

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プロペシアに若齢性脳卒中の副作用

男性にとっては、性機能に関わる副作用が一番気になるところでしょうか、

実は、

プロペシアには命に関わる副作用のあることも明らかになっています。

それは、脳卒中です。

脳卒中は高齢者で起こると思われるでしょうが、プロペシアを服用していると、30代、40代で脳卒中が発生するのです。

 

プロペシアの副作用による若齢性脳卒中については、横浜労災病院の医師が報告しています。

横浜労災病院の神経内科医による、プロペシアが引き起こした若年性脳卒中の論文を紹介しましょう。

Two case of stroke associated with the use of finasteride, an approved drug for male-pattern hair loss in Japan.

  Clin Neurol 2014; 54: 423-428

というタイトルなのですが、その、若齢性脳卒中とは、、

[症例1]

35歳男性。

AGA予防のためにプロペシア(1mg)を服用。

プロペシア服用開始後6ヵ月目頃に右側頭部痛を自覚。その10日後頃に意識消失と痙攣発作を起こし、病院に急送。

頭部CTにより右前頭葉に異常を指摘されたが、数日後に横浜労災病院を受診。

頭部CT、MRIで脳静脈洞血栓症と診断。

血栓溶解剤などの投与により頭痛は改善し、入院14日目で退院。

294日目に血栓が消失したので血栓溶解剤の投与を中止。12ヵ月経過するも再発なし。

プロペシアの副作用で若齢性脳卒中や心筋梗塞が発生した

[症例2]

41歳男性。

AGA予防としてクリニックから処方されたプロペシア(1mg)と、経口ミノキシジル(6mg)を服用。

1年半後にプロペシアを隔日投与に変更されるも自己判断で連日服用。

服用開始後約2年後に頭重感を自覚。やがて右頭頂部の頭重感を伴う頭痛と吐き気を自覚し、医療施設を受診。

頭部MRIにて急性期脳梗塞と判明。

血管溶解剤の投与などで頭重感は消失し、13日目で退院。

退院後6ヵ月経過するが再発なし。

 

2症例とも、自覚症状を感じて早期に医療機関を受診したため生命の危機までには及ばなかったようですが、そのまま我慢していればもっと重篤なことになったことも予想されます。

プロペシアは血栓を作る

プロペシアと脳卒中や脳梗塞とは無関係に思うのですが、どのような理由によるのでしょうか?

脳卒中も脳梗塞も、血管内で血の塊ができ、これが脳に運ばれて血栓となって脳の血管を詰まらせることで発生する病気です。

 

実は、

プロペシアには血液を固まらせて血栓を作る副作用があるのです。

横浜労災病院でもこの症例を副作用として、医薬品医療機器総合機構に報告したと述べていますが、

医薬品医療機器総合機構には、

プロペシアによる血栓の発生が14例も報告されており、

  1. 脳卒中 4例
  2. 心筋梗塞 6例
  3. その他の梗塞 4例

の報告があるそうです。

 

では、プロペシアの服用でどうして血栓ができるのでしょうか?

横浜労災病院の研究グループは次のように考察しています。

  1. 通常であれば男性ホルモンのテストステロンは5α-リダクターゼでジヒドロテストステロン(DHT)に変わる
  2. プロペシアは5α-リダクターゼを抑制する
  3. テストステロンがDHTに変わらないのでテストステロンの量が増える
  4. テストステロンが増えれば女性ホルモンのエストロゲンに変わる
  5. エストロゲンは血栓を作る

という理由なのだそうです。

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AGAといわれる男性型脱毛症は、テストステロンが5α-リダクターゼによってDHTに変えられ、DHTが発毛を抑制するためハゲてしまうのです。

プロペシアは5α-リダクターゼを抑制する作用のある化学物質なのです。

さて、

女性ホルモンであるエストロゲンは血液を凝固させて血栓を作る作用があることが知られており、横浜労災病院の研究グループは、

プロペシアの服用によりテストステロンがエストロゲンに代謝されたことが原因だろうと推察しています。

プロペシアの服用は必ず医療機関で

脳卒中は動脈硬化などが原因で、主に高齢者において発生しますが、若齢社で起きることも希ではありません。

国内における49歳以下の若齢性脳卒中の発生率は

  • 男性では 3.7人/10万人
  • 女性では 1.7人/10万人

との報告があります。

プロペシアの服用者は(個人輸入を除く)、20万人と推定されています。

従って、プロペシアによる脳卒中や脳梗塞の発生率は4人ですから、

  • プロペシア服用者 4人/20万人 → 2人/10万人

と、かなり高い発生率だといえるでしょう。

 

今回ご紹介した、[症例2]では経口ミノキシジルも服用しています。

ミノキシジルはリアップの有効成分の化学物質名ですが、ミノキシジルの経口薬は国内では承認されていない薬です。

さらに、

プロペシアのジャネリック品を個人輸入で服用している男性は約30万人いるともいわれています。

これらの、非正規ルートによる服用者も含めれば若齢性脳卒中がもっと発生している可能性もあるのです。

 

プロペシアに限らず、厚労省が承認した医薬品だから安全だと限らないのです。

特に、プロペシアについては、発売元のメルク社が充分な臨床試験をおこなわないで発売したとの指摘もあるのです。

プロペシアを自己判断で服用するのは非常に危険です。必ず、医療機関で処方してもらうべきです。

 

フィンジア薬用プランテルなども5α-リダクターゼ抑制作用のある育毛剤ですが、天然物由来の成分で、

化学物質であるプロペシアの効果よりは弱いことも事実ですが、安全であることは間違いありません。

こんことがあるからでしょうか、フィンジアは品切れで予約待ちだそうです。

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子宮頸がんワクチンに至っては日本では無料でのワクチン接種を厚労省が開始しましたが副作用や後遺症の報告が齎され、中止されました。

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