東国原のビタブリッドCの発毛効果が変わった?

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

(株)ビタブリッドジャパン社は、

ビタブリッドCが変わった」と宣伝しています。

ビタブリッドCは東国原氏が宣伝担当役員を務めている製品で、ネット上で評判になっている育毛剤です。

東国原のビタブリッドの発毛効果を検証します

このサイトを訪れて下さっている貴方は既にご存じのはずですが、

ビタブリッドは韓国の、ビタミンCを主成分にする育毛剤なのですが、

どのように、

ビタブリッドCの発毛効果が変わったのか?

さっそく調べてみました。

 

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ビタブリッドCの発毛効果が変わった?

ビタブリッドCが新しくなったと宣伝しています。

ビタブリッドCの何が変わったのか、、

発毛効果が変わったのか、、、

ビタブリッドCの発毛効果は東国原氏にも有効だった

 

調べてみると、「調合法が変わった」ようです。

従来の製品では、

  • ビタミンCのパウダー
  • スプレー式のボトル
  • 専用リキッド
  • スポイト

がセットになっており、

 

使用時には、

  1. ビタミンCパウダーをスプーン(1/2量)でスプレーボトルに入れる
  2. 付属のリキッドで溶かす
  3. 1日2回、スプレーかスポイトで頭皮に塗る

ということで、毎日、作らなければならなかったのですが、

今回の製品は、

  • 30日分を作り置きできる

ということに変わったそうです。

 

これは非常に便利になりましたね、、、。
朝の忙しいときや、疲れた夜に計量して調合するのは非常に面倒ですから、、。

成分についても多少変わったようです。

従来品はビタミンCが主成分で、
亜鉛、サリチル酸、パンテノール、メントールなどが含まれていたのですが、今回の製品には、「アルギニン、システイン、虜フェロール、チロシン、シルクアミノ酸、ビオチン」などのアミノ酸類が添加されたようです。

 

新しいビタブリッドCは、

  1. 利便性が向上(毎日の調合が不要)
  2. 成分が強化(アミノ酸などを添加)

ということのようです。

 

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ビタブリッドCとはどんな製品か

ビタブリッドCは、2013年12月に韓国で発売され半年間で96万本を売り上げたという製品ですが、日本でも2014年6月に発売されました。

  詳しく見る ⇒ ビタブリッドCの発毛効果は本当か?

 

週刊現代で紹介されたり、2014年10月に東国原英夫氏が『ビタブリッドC・宣伝担当執行役員』に就任したりして話題になりました。

詳しく見る ⇒ ビタブリッドC公式サイト

東国原氏が宣伝するビタブリッドCの発毛効果を検証する

 

ビタブリッドCはビタミンCが主成分

韓国におけるビタブリッドCは、Hyundai IBT社により商品化された塗るビタミンCパウダーですが、このビタミンCパウダーにはハイテク技術が使われています。

ビタミンCの皮膚からの浸透性は非常に低いのですが、韓国の梨花女子大学 ・副総長のチェ・ジンホ教授によるバイオ融合技術により、12時間にわたって肌からの継続的な吸収を可能にしたのです。

(株)ビタブリッドジャパンは、頭皮や毛髪のハリ・コシの改善に向けた「ビタブリッドC ヘアー」、皮膚状態の改善に向けた「ビタブリッド C アトシス」、ハリと透明感のある美肌を目指す「ビタブリッド C フェイス」、の製品が販売されています。

ビタブリッドCは、簡単にいえば単なるビタミンCで、ビタミンCと亜鉛を結合させることによって12時間にわたって肌からの滲透を可能にしたビタミンC製品です。

 もっとくわしく見る ⇒ ビタブリッドC

 

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ビタブリッドCの発毛効果

ビタブリッドCは国内では「化粧品」に分類されています。

韓国では、「医薬部外品」扱いですが、

日本の薬事法における「医薬部外品」として認められた成分が含まれていないからです。

ビタブリッドジャパンでも、発売当初はホームページ上に「ビタブリッドCは育毛剤ではありません」と記載していましたが、

 

現在でも、

「ビタブリッドC」は薬ではありませんが、世界で唯一、ビタミンC1が12時間浸透し続けるヘアーパウダーです

と明記されています。

 

ビタブリッドCに発毛効果はあるのか?

そうなると心配は「ビタブリッドCには本当に発毛効果があるのか?」ということです。

このサイトでは2014年11月に、「ビタブリッドCの発毛効果は本当か?」でご紹介しましたが、
ビタミンCに発毛作用があるということは科学的に証明されていません。

ですから、「ビタブリッドCは頭皮環境を整えることによって二次的に発毛を促進する」と考えられていました。

 

しかし、その後、

ビタブリッドCの発毛効果については科学的な検証が行われたようです。

ビタブリッドジャパンは2015年7月に、

ビタブリッドCについて生物学的な検証実験を行い、

メラニン抑制効果、同効果の持続性、頭皮における角栓除去作用が確認された

とプレスリリースしています。

 

ビタブリッドCは、ビタミンCよりも美白効果が高く、APPSと「同等」の美白効果があることが確認された。

ビタブリッドCは、ビタミンCよりも、そしてAPPSよりも長時間美白効果をもたらすことを確認された。

ビタブリッドC塗布により、頭皮角栓の除去効果もあることが確認された。

 

この検証は、ビタミンC研究の権威で、ビタブリッドCの開発にも関わった県立広島大学 名誉教授である三羽信比古氏との共同研究で行われたもので、研究結果も公表されています。

 詳しく見る ⇒ ビタブリッドCの検証結果

  しかし、67頁からなる膨大な専門的な資料ですからスマホなどで開くと非常に重いのでご注意ください。

 

三羽信比古氏の説明によりますと、

  1. 毛細血管の老化や、活性酸素によって頭皮の細胞や毛母細胞がダメージを受け薄毛の原因になる
  2. ビタミンCを長時間頭皮に与えられ続けることにより頭皮や毛母細胞の酸化を抑えることが出来る
  3. ビタブリッドCの抗酸化作用により毛細血管や毛母細胞が活性化し発毛が促進される

ということです。

 

さらに、東京医科歯科大学の研究グループは、

薄毛の原因はコラーゲンの不足

ということを明らかにしており。

ビタミンCにはコラーゲン合成作用がある

ことから、

これらの効果が相まって育毛に作用しているものと思われます。

 

サイトでもご説明していますからご存じだと思いますが活性酸素が薄毛の原因であることは明らかになっています。

活性酸素を取り除くには、

  1. ポリフェノール
  2. 水素水

などが有効ですが、

 

ビタミンCにも抗酸化作用がありますから、抗酸化作用によるのでしょう。

 ビタミンCが薄毛に良いとは意外でした、、

これも、持続的に12時間も皮膚からの吸収を可能にしたハイテク技術のお陰なのですね。

ですから、レモンを食べたり、レモン汁を塗ったりしても効果はありませんよ。

   詳しく見る ⇒ ビタブリッドC公式サイト

 

東国原氏が宣伝しているビタブリットCの育毛効果は、

ビタミンCの、

  1. 抗酸化作用や
  2. コラーゲン合成作用
  3. 角栓除去作用

などの総合作用によるということのようです。

 

ビタブリッドCのシリーズには、

ハイブリッドC・フェイス

ビタブリッドC・スキン

 

など、美顔、美白作用に効果がある製品も同時発売されていますから、女性のかたはそちらにも興味があるのではないでしょうか?

 

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