シャンテリーの幹細胞を用いた育毛エステ

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

ヒト幹細胞培養液を使ったエステが人気急増中だという。

この、ヒト幹細胞培養液を使ったエステは育毛にも効果があるのだそうだ。

ヒト幹細胞培養液を使った育毛エステとはどんなものかを調べてみました。

 

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ヒト幹細胞培養液を導入したエステが人気急増

薄毛に悩む人達に有益な情報を提供するために種々の情報源から新たな情報を収集しているのですが、その情報源の一つである「美容経済新聞」に興味深いニュースがありました。

ヒト幹細胞培養液を導入したエステが人気急増中で、育毛にも効果があるというのです。

この、ヒト幹細胞培養液を用いた施術をおこなっているのは、東京渋谷の『シャンテリー』という高級エステティックサロンで、創業53年ということですからエステティックサロンとしては老舗だといって良いでしょう。

シャンテリーでは、ソウル大学が研究開発したヒト幹細胞培養液を用いた施術をおこなっており、日本では唯一で、人気が急増しているのだそうです。

 

幹細胞とは?iPS細胞との違いは?

幹細胞というのは、小保方晴子氏の事件でも大々的に報道されましたからもう既にご存じの方も多いと思いますが、

  幹細胞 = どんな細胞にでも分化(変わる)することができる細胞

 

すなわち、

  幹細胞 → 皮膚の細胞 → シミやシワの解消

  幹細胞 → 毛母細胞 → 薄毛の解消

というように、幹細胞に様々な刺激を与えて目的とする細胞に分化(変化)させてやれば、身体の様々な問題を解消できるのです。

 

さて、次に、

幹細胞と、山中伸弥博士で有名になったiPS細胞とはどのように違うのか?ということです。

幹細胞は、我々の骨髄や脂肪組織などに存在しているのですが、iPS細胞は我々の身体の細胞を取り出して幹細胞に変化させた細胞です。

 

また、受精卵を利用したES細胞などもあるのですが、それらの違いは、

  1. 幹細胞 : 生物の骨髄などにある万能細胞
  2. ES細胞 : 受精卵が有する発生段階の万能性を利用した幹細胞
  3. iPS細胞 : 体細胞を転写因子で幹細胞化した幹細胞で、再生医療に用いられる

ということです。

 

幹細胞を用いたフェイシャルエステ

幹細胞やiPS細胞を用いた再生医療は、ケガや病気などで失われて体の組織や機能を人為的に再生することができる次世代医療として脚光を浴びています。

シャンテリーでは幹細胞を用いたフェイシャルエステをおこなっているのですが、シャンテリーが用いている、ソウル大学が研究開発したヒト幹細胞培養液というのは、若い女性の脂肪脂肪から培養増殖したもので、

ヒト幹細胞培養液とは、成長ホルモンのピークである女の子の脂肪細胞から培養したものです。体内の細胞をコピーし、異なる様々な細胞増殖させ、失われた細胞を再生したり修復する働きを担っています。また150種類以上の成長因子が含まれお肌の再生を促進します。
ヒト幹細胞培養液を導入することで、従来ではできなかった細胞を増殖する働きによって、シミや法令線をうすくし、傷跡がひと回り小さくなり、ほとんどの方が1回で効果をご実感して頂けています。

とのことです。

 

ここで勘違いしてはいけないのは、「幹細胞を移植」するのではなく、「幹細胞を培養した培養液を注入」するようです。

他人の幹細胞を移植すると免疫機能によって拒絶反応が起きてしまいます。

 

価格は、『ヒト幹細胞培養液導入コース:税込43,200円』とお高いようですが、ほとんどのヒトが1回の施術でシミや法令線が薄くなったと効果を実感できるとしたら安いかも知れませんね、、、、。

 詳しく見る ⇒ ヒト幹細胞培養液導入コース 

 

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幹細胞培養液を用いた薄毛の再生医療

幹細胞やiPS細胞の研究が進み、資生堂では頭髪の再生医療の開発を進めています。

 

資生堂では、2015年からヒトにおける臨床研究を進めており、来年2018年からの事業化をおこなう計画です。

 詳しく見る ⇒ 毛髪の再生医療で薄毛治療も間近資生堂の髪の毛の再生医療

 

資生堂の頭髪再生医療とシャンテリーの幹細胞を用いた育毛エステ

 

資生堂の毛髪の再生医療は、本人の頭皮の毛根部の細胞を取りだし、それを体外で培養増殖し、
本人の頭皮に移植するという方法ですが現時点では価格などは全く不明です。

また、外傷や疾患などで頭皮を失ったヒトが対象で、薄毛治療として実施されるかも不明ですが、薄毛治療にも応用されてとしても健康保険は適用されませんからかなり高額になると思われます。

 

シャンテリーの幹細胞を用いた育毛エステ

シャンテリーでは、フェイシャルエステに用いている韓国大学の幹細胞培養液を用いた薄毛治療もおこなっているようです。

薄毛に悩む方へヒト幹細胞培養液を導入した育毛エステを提供しております。

育毛ヒト幹細胞培養液導入コース
ヒト幹細胞培養液を導入することで、眠っている細胞の本来の力を呼び覚まし自らの成長因子を生産させ、発毛を促進します。
¥54,000(税込み)
ヒト幹細胞培養液の効果は、細胞を増殖させ、失われた細胞を再生したり修復する働きを補い、細胞そのものを活性化させます。これを頭皮に導入することで頭皮が若返り、わずか1ヶ月で髪がフサフサとなる効果が出ています。

わずか1ヵ月で髪がフサフサとなる効果、、、と謳っています。

 

シャンテリーの会長である中邑節子氏は、自ら幹細胞の可能性に気付き、韓国に渡りソウル大学で研究していたヒト幹細胞の効果を実感し、日本に初めて導入したのだそうですが、育毛エステは薄毛・脱毛以外にも、円形脱毛症にも効果が確認されており、頭皮を綺麗にしヒト幹細胞を導入してマッサージをするだけで、個人差はあるものの、

早い方で1ヶ月、3ヶ月もあれば元気な髪の毛が生えて来るそうです。

 

髪の毛の伸びるスピードは毎日0.3~0.4mm、1ヵ月で1.2cm程ですから、「わずか1ヵ月で髪がフサフサ」はやや大げさだと思いますが、ヒト幹細胞培養液には150種類以上の成長因子が含まれ髪の再生を促進させるのだそうです。

 

その様な意味合いでは、

以前にご紹介したHARG療法もシャンテリーの幹細胞培養液による薄毛治療と同じような療法といえます。

 詳しく見る ⇒ HARG療法は薄毛に効果があるか

 

気になることは、男性型脱毛症であるAGAにも有効か?ということです。

男性型脱毛症の原因は、DHTという男性ホルモンによる育毛抑制ですから、AGAの治療薬であるプロペシアの効果はDHTの産生を抑制することによります。

ヒト幹細胞培養液によって発毛を促進しても、DHTの作用にどう打ち勝つか、、、。

しかし、シャンテリーのサイト では多くの治療例を表示していますから、ご参考下さい。

 

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